世の中には2種類の男しかいない。
俺か、俺以外か。

今ブレーク中のホスト界の帝王ROLAND(ローランド)。
その名言が面白すぎると評判になっている。

ホストと言えば、
甘い言葉で女をメロメロにして大金を貢がせる。

それが多くの人が抱くイメージだと思う。

ローランドの功績は、
そんな闇の世界を笑いに変えて、
名言という形で表現したこと。

そこで、ローランドの生き様を振り返りながら、彼の名言から何が学べるのかを考えてみたいと思う。

ローランドの経歴

プロフィール
・生年月日:1992年7月27日
・出身地:東京都八王子市
・身長:182 cm
・最終学歴:帝京高校高校卒業後すぐに大学を中退し18歳でホストデビュー。
1年間の下積み時代を経た後、歌舞伎町の数々の最年少記録を更新。
20歳にして当時所属していた店舗の代表取締役に就任。
2013年、現役ホストとしては史上最高額の移籍金で移籍。
2018年には月間6000万を売り上げを記録し現役ホストを引退。現在はホストクラブの他、脱毛サロンや飲食店も経営。
実業家、投資家として活動中。

・引用元:ウィキペディア

ローランドの名言の肝は唯一無二

ローランドの名言がウケるのは、
その独特な言語センスにある。

ローランドの名言でもっとも有名なのは、
「世の中には2種類の男しかいない。
俺か、俺以外か」

彼はこんな質問を受けたことがある。

「男が2種類しかいないのはわかりました。
女は何種類いますか?」

ローランドはこう言った。

「俺の事が好きな女。
そして、これから俺の事を好きになる女。
この2種類だ」

思わず笑ってしまった。

ローランドの名言の根底に流れるのは、
唯一無二の存在であろうとする強烈な自意識。

こんな名言もある。

「世の中には3つのやり方がある。
正しいやり方。
間違ったやり方。

そして、俺のやり方」

そして、超ポジティブな上昇志向も、
ローランドの名言の特徴である。

「下を向くのは出勤前に靴を履く時だけ」

「低所恐怖症で、見上げてく人生嫌なんで」

「男に生まれた以上、底辺から人を見上げて生きていく人生は嫌だね。
この俺が見上げるのは美しい星空だけ」

こんな名言もある。

ある女性がこう言った。
「どうやったらローランド様を落とせるんですか?
どうしても付き合いたいです!」

これに対し、ローランドは……

「悪いが俺は落ちるのが嫌いでね。
君が俺のところまで上がってきたらどう?
どうせなら上で会おうよ」

う〜ん、カッコ良すぎる!

他にも……

「カニを俺が接客したら前向きに歩く」

「世の中俺にだけ甘く出来てるよね?」

ローランドは新人ホストにいつもこう言い聞かせているという。

「自信を持てとは いわない。
自信のあるフリをしてみな!」

自信があるようにふるまっているうちに、なりたい自分に近づける。
人を魅力的にさせる最も大切なのは自信だというのだ。

ホストは言葉のプロでなければならない

ホストの最大の武器は話術であるというローランド。
話術を磨くために日々努力を欠かさないという。

インタビューではこう語っている。

僕らって言葉を扱う仕事じゃないですか。
だから語彙力っていうのは、八百屋さんで例えるとその商品の数だと思うんですよね。

「可愛いね」しか言わないのホストにも、人参しか売ってない八百屋にもお客さんは来ない訳ですよ。
売れるかどうか分からないけどいっぱい陳列できるってことはすごく大事なことじゃないですか。

しかも、仕入れの値段で言ったら1000円ぐらいの本で言葉をいくつも学べる。
それをしないのは言葉を扱う仕事として努力不足だと思います。

ローランドの愛読書は村上春樹

ローランドは読書家でもある。
そんな彼の愛読書は村上春樹の本。

「アメリカンジョークのような言い回しが好きで。
彼って、日本語でそれが言える数少ない日本人の方だなって思う。
言い回しが参考になるなあと思って勉強の意味もこめて(読んでいる)」

そして、具体例を挙げてこう説明している。

「冗談をよく言う面白い人」に対し、
普通の人なら『あなたって、すごく面白い人ですね』
と言うところを、村上さん風に表現するなら、
『もし将来、冗談を燃料にして走る車があるとしたら、
あなたはとっても遠くまで行けると思うよ』になる」

こうした「素敵な言い回し」を参考にしていると言うのである。

まとめ

いかがだろうか?
ローランドがいかに言葉を大切にしているかがよくわかると思う。

名言を連発する彼だが、SNSには非難めいたメッセージがたまに見受けられる。
しかし、ローランドはそんな煽りにも見事に返してみせるのだ。

なかでも、秀逸だったのが、
「お前の名言聞いてると草生えるわ」
これに対し、彼はこう返した。

「薔薇の間違いじゃないか!」

いやはや見事である。

こんな名言もある。

「ローランド様にとって学歴とは?」
こう聞かれたローランドは
「飛行機の座席」と答えた。

その理由について、

「ファーストクラスは勿論快適に目的地に着くけども、着いてしまえば、誰がファーストクラスで来たかエコノミークラスで来たかなんて分からない。
大事なのはその目的地でどう過ごすか。
ファーストクラスで来たからって幸せな旅行になるとは限らないからね」

彼はこう言っている。

「言葉は作品のようなもの。
言葉一つで人生が変わる奥深き芸術の世界」

言葉は芸術だというローランド。

外見の美だけじゃなく言葉の美にもこだわり抜く。
その徹底ぶりが彼を成功に導いたのだろう。

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